理事会の概要
会員の皆様へ
リセ家族の会は2月18日の理事会に参加しました。
その概要を下記にお届けします。前回の理事会の概要も添付します。
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保護者によって行われた変更を含む前回の理事会の議事録を可決。
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2017年12月より12名の役員及び2名の監査役は4年間の期間を更新し、
新体制によりに業務を開始。
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2つの修学旅行が承認された。行き先は、岡山と大島が予定されている。大島への修学旅行は、当初予定されていたポーランドを代替として承認された。
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予算のガイドラインに基づき、授業料は1%増加する。しかしそれと同時に 8.43%の増収が見込まれる。LFI Tokyoは、今後3年間のスタッフの増加を予定している。
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今年は事業貢献計画が1.9億円に上る見通し。当初の予定通り、全11社と契約。この金額の一部は、2032年まで年間1.18億のローンによる資金調達が可能で、今回の新規不動産プロジェクトの資金として多大な貢献が見込まれる。
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2018年度には1342人の生徒の収容力が必要とされると予測される。
(現在、LFITの生徒収容可能人数は、1350名と東京都庁では許可されている。)
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この予算のバランスを取るためには、4000万円の支出を減額した。FLTとしては、大いに賛成の意を示すとともに、もっと早い段階でこの対応が可能であったのでないかと残念に思っている。注意点としては、現在の予算において、AEFEへの支払いは6%から9%へとと増額され、1.23億円にあがります。この50%の増額部分は費用削減によって賄う必要がある。
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奨学金においては、AEFE によって支払われた金額は1.7億円に達した。この金額は、同期間の大幅な生徒数の増加にもかかわらず、過去3年間、変更されていないことに留意すべきである。保護者たちにとって、納得出来うるものではなくシステムに対する不信感が募る可能性は否定できない。
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生徒数の増加に伴い、新しい建物の利用開始は2018年9月からの新学期より必要となる。現時点での選択可能な唯一の選択肢は、滝野川第六小学校跡地の利用となっている。 まず、LFITは3年間の契約で3階のみ借り受ける。これにより250名の学生の追加的に収容が可能となる。これらの建物を利用するにあたり必要な工事は、1億円と推定され、 そのうち7300万円は銀行借り入れによって賄われるます。また、校舎の賃貸料は年間5000万円とされている。
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更なる生徒の増加に応じて、他の2階の賃貸や建物の購入(最大1億円)など別の選択肢を将来的に検討していきます。その場合の改修費用は一階あたり1億円と校庭など外のスペースは 2000万円の追加工事が必要となる。土地は年間7000万円で使用が可能です。土地の購入(約225億円)はLFITの借入能力の上限を超えているため、不可能である。また、東京都は20年の耐久年数で購入前に賃貸を課しています。
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現時点では3階部分についてとその他2018年に行われるもの以外の資金計画が提案されておりません。
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LFITは現在、必要な工事に関する特定の調査を行っていないことに注意が必要と思われます(建物にアクセスが許されていないため)。これらの推定は現在使用されている校舎の改修工事の経験に基づいている。
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このプロジェクトに代わる代案がないことを保護者は残念に思っている。全く他の選択肢がないのは現状である。昨年の理事会では、保護者が代案の検討を要請した。 (現在、北区には6校の学校跡地があります)。 もし滝野川第六小学校跡地のプロジェクトが具体化しなければ、他に検討されるべき選択肢は以下の通りである。
1-現在の建物内での再配置(敷地内に物置用プレハブを建設、
4階部分の屋根の使用、その他施設の縮小により教室に転用)
2-生徒の受け入れ制限をかける。
9月からの新学期が迫る中、1年以上の検討を行っているにもかかわらず、明確な方向性が出ていないことはまことに残念でならない。
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もう一つの難しいポイントは、12.37%の給与の増加です。これは、定期昇給と 管理職3名を含む9名の募集によるものです。FLTとしては、組織的に収入の増加、すなわち今回予算の 8.5%の範囲においてスタッフの増員が望ましいと考える。したがって、管理スタッフの増員は緩やかな上昇が望ましいと伝えたものの、学校側からの回答は否定的であった。これは、給与の動向は一貫して、収入の動向に先んじている。その傾向は前年比11%プラスと加速傾向にあり、今後も注意が必要と考えられる。
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FLTは2018年予算案に対して反対票を投じた。主な理由は、具体的な不動産プロジェクトの欠如だけでなく、この投資とその資金調達の結果に中期的に実現可能性が欠如している (授業料への影響等)。
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FLTは滝野川第六小学校跡地プロジェクトに賛成です。しかし、我々は、このプロジェクトにかかわる工事の予定費用または市場適正価格*を確認の上でないと投票を拒否する。
またもう一つの理由としては、給与の急激な増加があげられる。この予算では、給与は授業料の 67.5%に達している。これは前年度65%から、さらに上昇している。投資が必要な時期であるのに、リセの投資能力が下がっている。残念ながら、我々は一貫性の欠如に対し支持を表明することは難しい。
* 私たちの見積もりによると、契約の期間と工事量を考えると、投資の回収には3階の収容可能な学生の人数を大きく上回ると予測される。その疑問に対して明確な回答は得られなかった。
よろしくお願いします。
リセ家族の会