2025年11月11日 初等科 学校管理評議会 議事要約
2025-2026年度の在籍数:
- 幼児・初等科 788名、中・高等科 787名、合計 1,575名。
- 過去6年間で、初等科、特に幼児科の在籍数が減少する傾向が見られています(多くの家庭が子どものLFITへの入学を遅らせる傾向があります)。一方で、中等科では学年進行により在籍数が増加しています。
言語コース:
- 9月26日に言語教員によって実施されたオンライン説明会は、保護者に非常に好評で、今後も毎年、年度始めに開催される予定です。より多くの保護者が参加できるシステムを利用したいと考えています。
- 保護者からは、PARL/SI入学基準を、保護者向けの希望調査の案内で明確にするよう要望があり、また学校ウェブサイト上でより見やすく情報を提示するよう求められています。
- 言語教員の欠勤時の代替についての質問に対し、管理部より次の回答がありました。日本語教員は相互に代替を行っているが、英語教員の代替を担当していた講師は現在長期代替を担当中です。SIやPARLの時間帯に担当教員が不在の場合、生徒は標準フランス語コースのクラスに戻ります。言語授業(週2回・各45分)の時間のみ、代替が行われず、監督は教育補助員が行います。
補足:英語の代替講師の募集をすでに開始しています。
安全:
- 今年9月に滝野川警察と共催したCM2向け交通安全講習は好評で、来年度も継続予定です。
- 通学時間帯の学園周辺の安全について、保護者から歩行者と車の混雑の懸念があがりました。「スクールゾーン」設定には関係機関との協議や現地調査が必要で、すぐには実現が難しい状況です。
プールの閉鎖:
- 秋休み前の3週間のプール閉鎖について、保護者から残念がる声がありました。管理部は今後、再発防止のため改善策を検討中です。
課外活動・学童保育:
- 幼児科向け課外活動の選択肢が少ないとの指摘があったが、学園としては現行の内容が適切と判断しています。
- 保護者から、休暇中の一時預かり(centre aéré)を,、通常の預かり保育(garderie)と同様に、7時30分から18時30分まで()開けてほしいという要望が出たが、施設メンテナンスやスタッフの労務規定、学校開閉時間の制約により困難との回答でした。
インクルージョン支援(DAIS):
- CPから4èmeまで7名の児童生徒が利用しています。時間割は教員と相談して決められ、12時45分から16時15分の間に参加しています。特別教育支援教員およびAESH(学習補助員)が担当しています。教員からの評価は良好です。
デジタル機器の使用:
- 公式指針では、CE2以降の児童がデジタル機器を使用し、アルゴリズムやプログラミングの基礎を学ぶことが求められています。目的はデジタル機器を適切に使い、デジタルリスクやサイバーセキュリティに対する意識を高めることです。また、保護者向けの情報は以下のサイトを参照してください:
https://jeprotegemonenfant.gouv.fr/
プロジェクト・その他:
- 18クラスの学園旅行を予定しています。GSの6クラスでは“学校に泊まる一夜”を実施予定です。
- CM1〜2ndeの15名が、多言語表現プロジェクト「Ambassadeurs en herbe」に向け準備中です。決勝は2026年3月、オーストラリア・キャンベラで開催されます。
- 11月13〜14日に、教育監査でDubie視学官およびAvril指導主事が来園予定です。
- 初等科教員から、2025年くじ引きの収益の一部を、幼児科用プール補助台および初等科用フェンシングマスク購入に充てる提案がありました。
- 「Notre École Éco」チームより、衣類ロス削減のため、持ち物への名前記入と学期末に展示される忘れ物の確認・引き取りを呼びかけています。
- EVAR(性教育・人間関係教育)プログラムは年3回のテーマ別授業で実施。詳細は2025年5月の議事録に添付された進行表に記載しています(リンク参照)。
- ハラスメント防止プログラムpHAReも順調に稼働中で、学校より全保護者向けに説明文書を配信予定です。
- 2026年5月にLFITで開催予定のチェストーナメントProZAPは準備が進んでおり、AP(アジア・パシフィック)ゾーンの10校・来場者96名が参加予定です。