2025年11月19日 第1回学校運営評議会(CEt)概要
保護者代表が作成したメモに基づく要約
出席した保護者代表:Mme Bocquillon、Mr.Dumerc、Mme Hughes、Mme Mahjoubi
管理職(学園運営担当):Mme Campels、Mr Ragouvin、Mr Teissonnière、Mr Jublot
生徒代表:Melle Kiku Grossas、Mr Haroun Ben Youssef
在外フランス人評議員:Mr Consigny、Mr Roussel、Mr Seguela
議題の主なポイント
2025年5月28日開催 学校運営評議会議事録の承認
https://www.lfitokyo.org/images/2025-2026/Novembre/CR-CE-250528.docx.pdf
Dumerc氏より、以下2点の追記要望が出されました。
- 日本の大学へのバカロレア後の進路に関する、より明確な情報提供
- 日本国際セクション(SIJ)に関する、フランスと日本間の二国間協定が存在しない点
修正後の議事録は全会一致で承認されました。
各種委員会および委員の設置
各委員会の委員名簿は全会一致で承認されました。
2024–2025年度 年間活動報告
前年度の活動報告書は事前に配布されました。
評議会メンバーは、この非常に詳細かつ前向きな報告書を称賛しました。
Dumerc氏より、防犯カメラ設置による具体的な効果について質問がありました。防犯カメラは、トラブルや盗難などの事案を解決する際の証拠として活用されているとの説明がありました。
Roussel氏からは、報告書の一部について、より多くの人が閲覧できるようにすべきではないかとの意見が出され、学園側はこの提案を受け止め、検討することとなりました。
新年度の在籍者数報告(11月10日現在)
- 初等科: 788名(2024年:810名)。新入生163名。
当初は1クラス閉鎖が予定されていましたが、生徒増加予定により、幼児部8クラスを維持することができました。 - 中等科: 786名(2024年:755名)、全33クラス。新入生75名(2024年:85名)。
総在籍者数は、2024年の1,565名から2025年は1,574名へと、わずかながら増加した。
中等科の在籍者数が初等科と同水準に達したのは、本校史上初めてです。初等科の減少は小学校段階での在籍者数減少(-33名)によるものであり、一方で、学年進級が中等科増加の主な要因となっています。
試験日程および模擬試験
提案された試験日程が提示されました。
- 中等科卒業試験(Brevet)の口頭試験:6月4日・5日
筆記試験の日程は後日発表。 - バカロレア試験:6月3日(専門科目試験)から6月19日まで。
合格発表:6月24日夜 - 学校フェスティバル:5月23日(土)
※予備日:5月30日
この日程は、今後判明する外部試験の日程により変更される可能性があります。
2025–2026年度 スポーツ活動およびクラブ活動プログラム
全体プログラムが提示されました。
放課後活動とスポーツ活動は、年齢や「レジャー/競技」という目的の違いに応じて補完関係にあり、重複を避けるよう配慮されています。
クラブ活動は生徒の希望に基づいて設置され、スポーツクラブには成人の責任者が配置されます。今年度は4つの新しいクラブが設立される予定です。一部のクラブでは、参加人数を制限する条件が設けられています。
2025–2026年度 教育プロジェクト、校外活動、旅行
多数のプロジェクト一覧が提示されました。
総予算は550万円(初等科290万円、中等科260万円)。
LFITにおける主な旅行計画概要:
- 初等科: 18クラスが参加、加えてCP(初等科1年目)向け「学校での宿泊体験」
- 中等科:
- 学級の結束力向上を目的とした、今年度新設の御殿場合宿
- 高等科2年目(Première)向け広島研修旅行
- PROZAP(アジア太平洋ゾーンプロジェクト)とSIMUNのプロジェクト 2件
- 中等科3年目(4ème)向け、ハノイでの新しいPROZAP多言語演劇プロジェクト
本年度、LFITはPROZAPチェス大会(参加者80名)を主催します。
このほかにも、日帰り校外学習など、多様なプロジェクトが多数予定されています。
保護者からの質問
漢字学習(過去のCEからの継続議題)
初等科における漢字学習の進度を示した新しい資料はオンラインで公開されていますが、中等科における学習進度が記載されていません。
https://www.lfitokyo.org/images/2025-2026/Octobre/Parcours_langues_FLTFapeeLFITokyo.pdf
CEFRとJLPTの対応関係(過去のCEからの継続議題)
学園で使用されているヨーロッパ共通参照枠(CEFR)と、日本の大学・社会・職業分野で用いられるJLPTとの対応関係についての情報提供が必要です。
https://www.jlpt.jp/e/about/cefr_reference.html
日本国際セクション(SIJ)に関する日仏二国間協定
(過去のCEからの継続議題)
調査の結果、フランスの規定で想定されているような、SIJに関する日仏間の二国間協定は存在しないことが確認されました。
いじめ・学校環境(PHAREプログラム)
各クラスにおけるいじめ防止はどのように行われていますか。また、いじめが発生した場合の対応プロセスはどのような感じですか。
回答:
11月19日に保護者宛てに送付された書簡にて、対応プロセスおよび情報集約用のメールアドレス(cellule-bien-etre@lfitokyo.org)
が改めて案内されました。いじめの疑いがある場合、または通報を行う際には、このアドレスへ連絡するよう案内されています。
保護者代表からは、学校ウェブサイト上に、情報へ迅速にアクセスできる専用メニューを設ける提案がなされ、この提案は記録され、検討されることとなりました。
プール
屋外プールであるため天候の制約があり、年間を通じて利用できる期間が短いです。さらに、近年は天候が良い日でも問題が繰り返し発生しています。なぜ秋休み(トゥーサン休暇)前の3週間、プールが閉鎖されていたのでしょうか。
回答:
予防的な対応として、ろ過システムの変更を含む工事が必要です。学校側も問題を認識しており、改善を望んでいますが、工事には予算確保が必要となります。
LFITにおけるAI(人工知能)
AIは教育分野を含む多くの領域に大きな変化をもたらしており、特に中等教育においては、従来の学習・評価方法を根本から問い直しています。
生徒による不正行為や、宿題・個人学習の意義の喪失といった懸念から、AIを否定的、あるいは脅威として捉える声もあります。
2025年以降の教育において、AIを「禁止する」「受け身で受け入れる」「積極的に活用する」のいずれとすべきかが問われています。
AIを教育的な推進力として活用し、建設的に教育実践へ組み込むことは可能でしょうか。
この課題について、すでに検討や集団的な議論は行われているのでしょうか。また、こうした取り組みは通常、体験型ワークショップと意見交換を通じて段階的に進められています。AI分野に専門性を持つ保護者(またはその同僚)に、体験ワークショップを担当してもらうことも考えられますが、この点についての見解はどうでしょうか。
回答:
教員はこのテーマに強く意識を向けており、すでにいくつかの研修を受講している教員もいます。継続的な研修は教員の使命であり、研修計画もそれに沿って策定されています。
教員は、AIをどのように活用すれば生徒が賢く使いこなし、新しい技術に対する批判的思考力も持ち合わせられるかについて、検討と研修を重ねています。
近隣住民から見た学園のイメージ
最近、新板橋駅にて、日本語・英語・フランス語の三か国語による掲示が確認されました。内容は、通行の妨げにならないよう、特に中・高等科の生徒が横に並んで歩かないよう注意を促すものです。LFI東京として、この件について保護者や生徒へ周知を行う予定はありますか。
また、周知を行う場合、以下の点も含めることは可能でしょうか。
- 分校の生徒は、私有地の小道(フランス語の注意看板があった場所)を通らず、幹線道路を利用すること
- 横断歩道以外で道路を横断しないこと、特にスクールバスの直前横断は厳禁
- 学校近くの公園にある小さなカエデの木を大切にすること
この件については現在も学園側と協議中であり、保護者代表は、学園周辺での安全確保とルール遵守の向上を目的とした、効果的な保護者向けコミュニケーションについて、学園と共に検討していきたいと考えています。