2025年5月27日 初等科学校管理評議会の要約

FLT代表者が出席した、 2025年5月27日の初等科学校管理評議会の概要レポートです。完全なレポートは、こちらからLFITのウェブサイトで見れます

2024/2025年度 学校の総括

今年度は、教育プロジェクトの多様性と活発さが際立ちました。特に、民間の寄付者や企業の支援により、130万円の資金援助があり、養蜂プロジェクトが完成しました。

初等科では35件の申請のうち31人の児童に対し、合計790,985円の支援が行われました。FLT主催のフリーマーケットによる収益が支援基金を強化し、特に中等科教育での旅行再開により多くの利用がありました。

本校を離れるKnezevic先生に感謝いたします。フランス人教員の欠席時の代替率は99%に達しており、13名の代替教員による体制が整っています。

24件のPAI(個別支援計画)、32件のPPRE(個別学習成功プログラム)、19件のPAP(個別支援計画)、15件のPPS(個別学習計画)があり、10人の児童がAESH(学習補助員)の支援を受け、30人の児童が治療の支援を受けました。1年前に新設されたEBEP(特別教育支援対象生徒)担当教員のポストは非常に有用であると教員たちは評価しています。

FLScoでは40人の児童が支援を受け、特に第3サイクル(初等科高学年)での増加が見られました。

FLTとリセが共催した「インクルーシブ教育カフェ交流会」が2回開催され、第3回は6月19日にオンラインで実施予定です。

FLTのくじ引きにより、Annexeにバスケットゴールが設置され、男女ともに大変好評を得ています。ご協力いただいた保護者の皆さまに感謝申し上げます。

 

2025年度新学期の準備

幼児科、CM1(初等科4年目)、CM2(初等科5年目)は在籍数が安定しているものの、CP(初等科1年目)、CE1(初等科2年目)、CE2(初等科3年目)では減少が見込まれます。そのため、幼児科1クラスおよびCP1クラスの閉鎖を予定しています。クラス番号はM1〜M7へと再構成され、1クラスあたり22〜26人を見込んでいます。

全体の55%の児童が強化言語コース(SI&Parle)に登録。日本語セクションの人数は変動なし。

新規教員の着任予定はありません。

公式な指針に従い、年間3回のEVARセッションを実施予定。

2026年5月にアジアチェスカップを本校で開催する提案があり、すでに9校が関心を寄せている。

初等科1年目(CP)から中等科4年目(3ème)までの障害認定児童を受け入れる「インクルーシブ教育支援体制」の提案が出され、賛成13、棄権5で承認されました。

FLTは本提案を支持し、関係家庭への大きな進展およびリセの魅力向上につながると評価しています。

 

FLTからの各種質問事項

2025-2026年度のスクールバス利用者は240名(前年は260名)で、料金および主路線に変更の予定はありません。

同一クラス内でのスタンダードとSI/Parlの生徒の時間割差は、2025/2026年度より調整予定。プールの清掃状況は毎日測定されています。

幼児科での「Pré-Parle Japonais」セクション(パールに先駆けた日本語コース)は設けられておらず、その理由はフランス語の習得を優先するためです。今後、一定数の希望者がいれば開設を検討する意向があります。

保護者からは、語学教員による授業内容と指導法の説明をより明確にしてほしいとの要望がありました。これに応じ、英語および日本語については、学年初めと翌年の選択科目決定前の4月に、年2回のオンライン説明会を開催予定です。

Cezars Kitchenによるケータリングサービスは、利用希望が少ないため来年度は継続されません。

FLTの要望を受け、学校は地元自治体と協力して交通安全ワークショップの実施可能性を検討中です。

FLT-Fapée : リセ家族の会