報告:Conseil d’Ecole 2013年11月7日

 報告:Conseil d’Ecole 2013117

 参加者:

初等科校長: M.HOUDOIN Jacques

学校職員: Mme JAFFRÈS Muriel, Mme YAMAGUCHI Séverine, Mme VESCO Isabelle, Mme WHEAT Skye, M. GAGNAIRE François, M. RESBEUT Emmanuel, M.ROSZAK Didier, M.SCHMITLIN Christophe, Mme TOMALA Ayumi, M.PASQUIN Jean-Philippe (partiellement).

 LFT保護者代表: M.BRANCOURT-ITO Vincent, Mme GARDIES Stéphanie, Mme GOURGUES Delphine, M.LORCHAT Jean, Mme CAMART Karine, Mme OI-ROUTIER Miyuki, Mme ISHIKAWA-MASTALSKI Chiaki (保護者代表出席免除M. M.ARENALES Oscar)

1/ 2013530 conseil d’école議事録を採択:

2013年5月30日に開催されたconseil d’écoleで答弁された内容を記述したものを満場一致で採択しました。

2/ Conseil d’école : 役割と権限についての明言 :

学年度始めにあたり、校長が conseil d’écoleの全役割およびその権限について明らかにしました。

=> FLTLFITでの conseil d’écoleの役割と権限について総括することを校長に提言し、これが認められました。

le conseil d’écoleについての発表については, こちらからご覧ください ICI

3/ 2013-2014 学年始めの総括:

学校側人事 :

2013年度新採用 :

M. Gagnaire (本校教員 現地採用) は今学年度から雇用体系が変わりAEFE採用となりました。

Mme Pinaroli は今年度からフルタイムの勤務となりました。

ほかにも、主に配膳を担当し生徒監督の負担を軽減するための補助調理スタッフ1名を採用しました。

安全上の理由と日仏家庭へのサポートを勧めるため、 LFITは幼児教育科の各クラスにASEM1名をおくこと(必然ではない)としたと、M. Houdoin は明らかにしました。

 生徒数 :

 

Niveau

Nombre de Classes

Prévisions au 30/05/2013

Rentrée 2013

Effectif

Effectif

Moyenne par classe

PS

1,5

34

37

24,5

MS

2,5

56

57

23

GS

3

72

73

24,3

CP

3,5

86

85

24,3

CE1

2,5

72

71

28,4

CE2

3

71

73

24,3

CM1

3

64

63

21

CM2

3

69

71

23,6

Total

22

524

530

24

 

例年、学期中に幼児教育科に新入生があるのでこれを見込んで新しいクラスを設置しました。

今年は一部の学年で生徒数が多いので、一部に2学年合同のクラスがあります。3つの案件がありましたが、CM2では自立的な学習を目指すことから、学年差が大きい混合クラスを編成する決定がなされました(CP/CM2, CE1/CM2 ) 。上の学年の水準が低下することで下の学年と平均化するの可能性を避けるためでもあります。

編成が難しいクラス(給食、体育等)も含め現状は肯定的であると思われます。職員は2学年からなる《合同クラス》を連帯する精神を育むという観点から見守っています。

 クラス別学年分配:

 

total

PS

MS

GS

CP

CE1

CE2

CM1

CM2

PSA

23

23

PSB/MSC

25

15

10

MSA

25

25

MSB

22

22

GSA

22

22

GSB

29

29

GSC

22

22

CPA

24

24

CPB

25

25

CPC

25

25

CE1A

28

28

CE1B

23

23

CE1C/CM2C

24

19

5

CE2A

28

28

CE2B

17

17

CE2C

28

28

CM1A

24

24

CM1B

15

15

CM1C

25

25

CPD/CM2D

25

9

16

CM2A

28

28

CM2B

21

21

total

528

38

57

73

83

70

73

64

70

classe relais総括 :

 

classe relaisに12名が登録し 、9名がその後LFITに入学、2家族(生徒3名)がフランスに帰国しました。9名のうち7名が学校生活に適応し、sixième 学年の1名とそのほか1名が難しい状況にあります。

その他 :

スクールバスおよび課外活動 :

スクールバス :

青山を通る新たなコースを新学年度に設置し、6と7コースの所要時間を短縮しました。そのほか、課外活動に参加する生徒のための新たなコースを設置しました(代々木経由広尾コース)。

270名の生徒が毎日スクールバスを利用しており、順番待ちの生徒はおりません。

全体的な総括はむしろ肯定的であると考えられます。希望者の多い一部のコースに多少問題があるものの、学校側は解決策を提示しています。そのうえ、いくつかのコースに学期中の新入生のための席が確保されています。

課外活動 :

また、課外活動は各クラブの人数が増加しています。現在、課外活動には570の登録があり(複数登録もあり)、特にスポーツ系クラブ利用について限界に達しています。

休暇中の託児施設:

休暇中の託児施設に関して新学期から年間の予定が提示され、保護者は前もって子ども達を登録できます。年間を通して、各休暇に保護者がこれを利用できます。

Toussaint(11月中)の休暇の際、38名の生徒が登録し、1日平均30名の生徒が利用しました(付属的なスポーツクラブが提案したラグビーなどの活動は含まれていません)。

外国語 :

サポート :CPからCM2の英語教材と日本語母語話者の教材を新たに購入し、サポートを強化しました。 JLM(日本語話者)ための教科書に準じた漢字ドリルを使用できる新教材の購入は、保護者会が幾年もに渡り要求していたことに応えたものでした。

外国語選択コースparcours:グループ間のバランスをよくするため、parcoursの英語に1グループを新たに設置しました。そのため、今学年度は4つの選択コースに4名の職員を配置しています(昨年度は3

の職員でした)。中高等科で英語を教授し、初等科で英語教授の経験があるMme Lesauvageが現在parcours 1を担当しています。

bilingues(バイリンガル)クラスへの編入 :

私達は学校側ににその経過の説明を求めました。

6月末まで61名および新学期直前に12名の希望者がありました。早急に各家庭に回答し、特に、各家庭は新学期までに決定し学校側に通知するため新学期開始前に2日間の猶予がありました。

外国語選択コースparcoursの選択 :

commission langues で議論があったように、今学期のparcoursの選択方法は違っていました。まず、選択可能なparcours(学校側の進め)を通知してあるカードを各家庭が受け取り、 つぎに担当教員の勧めから家庭の選択を吟味し、許可または検討します。

まとめ : 131件のうち、17 件が希望したコースとは別のコースを勧められ、そのうち9件が許可されず、8件が教職員が見解を修正しました。この経過は学年開始時の新入生にも適応されました。

Commission langues(外国語コースの委員会): 次回のcommission des langues は11月末に開催予定で、日程は近いうちに確認されます。

教材と教科書:

教科書の配布は今年9月9日に実施され、教材の配布は9月18日でした(2012年は10月24日)。発注を2期に分けたことから遅れが改善しました。

しかし、学校側は2014年には学期開始時前に全教材がそろっていることを希望しており(特に低学年)、目標は6月に配送されていることです。

税関による期限のない中断と発生する税関の比較的高額な保管料を回避するために、DHLのような配送会社に直接依頼することも検討します。この種の会社は大量でも配送期間が短く、通関の時間をはるかに短縮する手段をもっています。さらに、この解決策では、税関の保管料が従来の注文で発生するものよりも低く抑えられることが明らかです。

一方、早い時期に在庫の準備をするためと夏休み直前の需要に応じてスライドするために、学校側は1年に3回注文しています。2014年新学期開始時に向けて、今年すぐに作業を始めます。l

Carnet de liaison(連絡帳) :

今年から初等科の全生徒にcarnet de liaisonを配布しました。これは多くのインフォメーションをひとつにまとめたものです(欠席や遅刻の許可証、連絡事項など)。学年度末に利用状況を総括します。

新学年時の集会:学年度開始時の集会は、FLTの課題をうけて前年より改善していくということで開催されました。 : 初等科のクラスにむけた主要文書および幼児教育科のクラスにむけた詳細の翻訳(英語および日本語)、外国語に関する情報の迅速な開示、および無償託児所。

サイト上で申し込みが可能になったことで、90~110名を見なければならないこともある管理体制(バス、課外活動、人員、方針等)を一本化できました。しかし、学校側はこの活動を展開している職員に感謝しています。

保護者の様々なコメントでは、議題討論そのものと同じくその運営についても新学年時集会の総括は肯定的なものでした。

来年度 :

– 託児所申し込み期限の厳守を強調します。

– 集会日時は早く6月中に発表します。

– 課外活動開始と会議との同時開催を避けます(託児所の管理をしやすくするため)。

-しかし、時間帯は現在の様々な制約のため同様 とします。

クラスの保護者代表 :

初等科では今年度保護者代表を選出しませんでした。規則では 中高等科ではこの代表は選出することになっていますが、初等科ではそのようなことはありません。この決定には、監視や保護者を遠ざけるといった意向がいっさいないことを強く申し上げます。

自発的、または教職員の要請でクラス内の調整役を志願する保護者もいます。

=>2014年の新学年度会議にて、学校側から《クラス調整役》を要請します。

プール:

規則では、プールの授業についてCP、CE1、CM2の3学年が優先されます。学校側は、 CE1 とCM2中心にすることを決定しました。.

授業数: 今年度は効果を考えて1週間に2回の実施を決定しました。この期間は天候が悪くまた祝日も多かったのですが、該当クラスには5~7回のプール授業がありました(勧められている授業数は8回です)。

指導スタッフ : 指導スタッフに関するフランスの規則は以下のようです。監視員1名+教職員1名+保護者または許可された者。 保護者の都合で授業取り消しを避けるために、学校は監視員を設置しましたが、保護者の補助、特に低学年が使用する更衣室での補助をいつでもお待ちしています。

用具 : 監視員の設置に加え、要求された用具(ビート板、ベルト、輪、水上カーペット、上げ底板等)の購入は学校側の援助によるもので、これがプール授業に大きく貢献したことを申し上げます。

プール屋根の設置 : Desjoyaux社が新たに承認したことで、プール屋根の設置許可が口頭で了承され、文書での確認待ちであると通知されました。2014年3月または4月に許可が下りると思われます。

ブログ :

幼児教育科クラスのサイトは完成しつつあり、近いうちに保護者にお知らせします。

4/ 学校側から保護者へのアンケート実施計画:

 

2014~2017年度にむけての計画のために、学校側は保護者を対象にアンケートを準備しています。FLTはそれを承認しました。

FLT-fapeeの代表者は、各家庭が容易に回答できるか、問題点を十分に網羅しているか、使いやすいかについて質問ごとに指摘と提案をしました。

これは次回のConseil d’Etablissement で承認されなければなりません。その後2013年12月末に各家庭に配布されます。

 5/ クラス旅行計画の発表:

学校側はクラス旅行の重要性について述べている2005年の通達内容に言及しました。

今年度、4つのクラス旅行が計画されています。以前と同様に山梨(山梨県)なかとみ青少年自然の里

数年にわたってリセが利用しているすばらしい場所で、自然と動物に関する多くのアクティビティが経験できる大きな公園内にあります。

Dates Nombre de jours Classes concernées   Participation envisagée
Du lundi 31 mars au vendredi 04 avril 2014 5 jours CE1C/CM2C – CPD/CM2D 50 25.000 ¥
Du mercredi 09 au vendredi 11 avril 2014 3 jours GSB – CPB 55 15.000 ¥
Du mardi 15 au vendredi 18 avril 2014 4 jours CPA – CPC 49 20.000 ¥
Du mardi 22 au vendredi 25 avril 2014 4 jours CE2B – CM1B – CM1A 55 20.000 ¥

費用について : Caisse de Solidarité がクラス旅行の費用を全面的に補助します。各家庭は個人的にCaisse de Solidarité に援助を頼むことができます。

6/ その他 :

学校側は、質問についてFLTが簡潔にしてくれたことに謝意を示しました。Mr Houdoin との定期的な情報交換によりそれが可能であったことをここに申し上げます。加えて、新入生に向けての8月の集会は家庭への良質の情報提供に貢献しました。

1. 外国語としての日本語 :

« 外国語としての日本語クラスで、生徒が同じようなことを数年繰り返し、日本語の習得はごくわずかであると一部の保護者が言っています。クラス内のレベルが不均一であることが原因と思われます(日本に何年かいる生徒と来日したばかりの生徒つまり明らかに日本語学習をまったくしていない生徒がいます)。このレベルを増設することは不可能なのは重々承知しておりますが、しかしながら、時に生徒間のレベルの相違がとても大きいということを考慮した上で、何か違った形のふさわしい指導法を設けることは可能でしょうか?

学校側の回答 : 実際にクラスを細分化することで、各生徒がそれぞれのペースでしっかりとした目的をもって学習をすすめることができます。来年度には統合のやり方を改善する可能性を検討しています。

élèves en JLE nouveaux à rentrée 2013

CP

8

CE1

4

CE2

2

CM1

8

CM2

10

2. クラスの読書コーナー

« AF-fcpeが書籍を寄贈して読書コーナーを設置したことについて最初の総括はできますか »

学校側の回答 : 読書コーナーは今やクラスの中であたりまえの施設になっています。各教職員はそれぞれの授業で利用していますが、きわめて利用価値が高く喜ばれています。一部のクラスでは、担任が学年度末の販売を利用しています(担任がクラスのために書籍、特に英語の本を購入しました)。

3. Dépose minute

«1530分~45分の間dépose minuteで初等教育科以外の生徒の監視員は配置されていますか »

学校側の回答 : 実際に、監視員やASEM (assistance maternelle アシスタントマターネル)が託児所や課外活動にむけて配置される時間帯のため、人員確保が難しくなっています。初等科の生徒(dépose-minute の生徒に関して)は幼児教育科の生徒(dépose-minuteの時間帯で同時に待っている)と一緒に待つように指導しています。15時45までその場で一緒に対応しますが、該当家庭は教職員とM. Hantsonに毎回通知することが前提です。

dépose-minuteについての情報は来年度の新年度にお伝えします(2014年9月)。

**************

 

FLT-Fapée : l'association des familles du LFI Tokyo