2018年10月4日、2017-2018年度の最後の学校運営評議会が行われました。

1. Beaufort, V. Brancourt-Ito, J.Gay (T. Launey オブサーバーとして)が代表として参加しました。

学校側は、バカロレアの結果とバカロレア合格者の高等教育への進学結果を報告しました。

多くの生徒は、バカロレア取得後進学先登録制度（APB）/パルクールシュップ(parcoursup) の結果について満足していましたが、バカロレアの後のフォローアップが難しいことを強調しました。

2018年の新学期、新たに生徒数の増加がありました。前年より67名増加し生徒数1376名となりました。学校側は、東京国際フランス学園がフランス在外教育庁に改めて認可されたことを喜ばしく思っています。

今年度の展望として、昨年末承認されなかった学園プロジェクトの承認、バカロレア改革、文化知識センターとして再編成されるCDI（中・高等部の資料情報センター）を取り上げられました。

生活指導のM.Jublot氏は、学生の市民プロジェクトへの参加をさらに評価したいと強調しました。

学校側は、今年も数多くある教育活動を発表しました。保護者代表は、SPAN（宿泊のある課外活動）に全家庭が経済的に手の届く範囲での予算の厳守の必要性を強調しました。

学校側は、教職員の研修プロジェクトを紹介しました。

代替教員の質問に対し、学校側は物理と数学の代替教員をできる人材を東京で確保しました。フランス語やSVTに関してはまだ確保できていない状況です。

保護者代表からの質問

-新学期および9月中全体、ビザと就労ビザの問題によりフランス語の欠講（4e, 2ndeの2クラス）がありました。

　FLT-fapéeは、情報不足と生徒に損失を与えるこの状況につながった理由について保護者からの質問を伝えました。Exelmans学園長とReynaud副学園長は、この状況が異例な事であったことを強調し、これは代替教員として資格を持つ教員の稀にみる欠如と大使館の介入にもかかわらず日本の行政からの情報不足に関連した状況であったと述べました。 学校側は、この件について可能な限り手を尽くしたことを断言し、FLT-fapeが家庭とのコミュニケーション不足の不満があることについては反論しています。FLT-fapéeは、解決策をフランス在外教育庁に求めるべきではなかったかと尋ねたが、学校側はそれを否定しました。 Reynaud副学園長は、同日に代替教員が見つけ採用したと述べました。

– 就学中に日本の学校への転校 :

　日本の学校を転校する生徒は存在するが少ないです。（今年度は中等部で2名、平均として初等部また中等部で1-2名）

-東京国際フランス学園内で音楽の授業を行っている音楽学校(ARMS)に関わる楽器の購入について :

　東京国際フランス学園とは独立した私立の音楽学校のためのどんな購入はありませんでした。全ての購入品は、東京国際フランス学園の音楽講師M. Perez氏に依頼によって行われました。

-CPとCE1の2学年の英語のレベルグループがなくなりました。 :

　Sansébastian初等科校長によれば、異なるレベルの生徒によるクラス編成は、生徒の自信を最大限に促進すると教師は考え各生徒のレベルを考慮しています。レベルグループのないクラスは、P3やP4の語学コースへも門戸が開かれます。

同様に、幼児科のGSのマルチエージ（異年次）クラスにおいて、外国語としての日本語と母国語としての日本語は混合クラスとなります。

-初等科の言語委員会の会合スケジュールについてFLT-fapéeの要請 :

　M. Sansebastian初等科校長は、保護者との会合は、10月の休暇の後、クリスマス休暇の前に再開すると述べました。教員チームのミーティングはすでに再開されました。

-スペイン語クラスでのレベルグループの廃止 :

　Reynaud副学園長によると、昨年の4e では、レベルに関係なく少人数のグループがあっただけでレベルグループはありませんでした。従って本年度も変更はありません。

-ハラスメント予防への取り組み :

　Calsyn氏によるソーシャルネットワークの使用に関する授業、また保護者へ向けた講習/研修が行われます。FLT-fapéeの要請により、この講習は撮影され学校のホームページ上に掲載される予定です。

-盗難について :

　年度初めより、2〜3の紛失物が報告されています。Jublot氏は「紛失物」を掲示する意向を示しました。そうすることで「自発的な」返却を促し、生徒たちの警戒する意識が強化がされると思われます。

リセ家族の会