2023年02月14日に開催された 中・高等部運営委員会の議事録の要約

学園側から、2023-24年の学校カレンダーと試験日程のカレンダーが提示されました。今年の旅行計画(広島/大島)は、まだ最終確定を待っています。

 

2023-2024年の中・高等部のクラス分けが発表されました。Premièreは、3クラスから4クラスに増え、生徒の数により適応しています。生徒の委員は、今年はクラスが大きすぎてうるさかったので、Terminaleも4クラスにしてほしいという希望を共有しました。経営陣は、予備登録者数がクラス内30人という基準を超えるようであれば、検討する予定です。

 

初等部との連続性を持たせるため、中・高等部の2023-2024の言語コースの変更案が提示されました。

 

しかし、まだ検討事項が残っています。

 

日仏の生徒数は学園全体の70%になりましたが、フランス語の時間数が減少している初等部の新しい日本語用コースSIとPARLEから中学部に入ってくる生徒について、保護者と教師は、今後数年間で中・高等部でのフランス語のレベルが下がる影響について懸念があります。

 

保護者からのその他の質問

 

学園側は、よく聞かれる質問について、保護者を安心させたいと考えています。文部省のシステムに戻るためにリセを去る生徒は年に1人か2人だけで、そのほとんどが計画的なものです。

バカロレアをしっかりと修了することで、フランスの大学へ進学できます。

 

学園側は、来年の時間割を検討しはじめたところで、2023-2024年の事前登録をしっかりと確認していく予定です。満足のいく時間割を実現するためにあらゆる努力をする予定です。

 

保護者代表は、トレードオフ(選択肢の削減、均質なクラス編成、時間制限を可能にするその他の措置)が必要な場合、透明性と、協議の重要性を強調しました。

 

保護者からは、レベル別ではなく、グローバルな語学コースで生徒の間に大きな格差があることに疑問の声が上がっています。

 

経営陣と教員代表は、レベルに差異があることはプラスであり、教師はクラスの多様なニーズを満たすために指導を差別化しなければならないと考えています。レベルが大きく異なる25人以上の生徒がいる語学のクラスは、保護者にとっては心配なことですが、学園側にとっては普通のことです。

 

時間割の関係で、子どもたちをあるグループから別のグループへ移動させるのは難しいです。

 

ランドセルの重さは長年の課題であり、来年度からデジタル教科書を導入するため、備品や教科書に関する率先した保護者からの提案に感謝しています。

 

また、保護者からの要望である、ロッカーの使い方に関する講習を設ける提案も検討されます。ただし、クラスの入れ替わりがあるため、教科書を教室に置いておくことはできません。

 

最後に、経営陣は教師と緊密に連携し、教科書や書籍のリストをできるだけ早く、適正な価格で提供するよう努めます。

 

学園側は、ニーズは把握しているものの、今年のSecondeにサッカーを提供することは不可能でした。また、現在の制約を考えると夕方にテニスのレッスンを提供することも難しいということでした。

 

保護者代表は、特定の生徒がSecondeの雰囲気を壊しているとの懸念を示しました。

 

経営陣は、生徒たちに直接汚名を着せず、教育委員会と連携し、家庭を通じてサポートを提供していきます。また、新しい学校プロジェクトの中心となる、幸福と共生というより広い枠組みにしっかりと注力していきます。

 

処罰は、教師またはスタッフの管理でもありますが、生徒の状況(支援プロジェクトなどの可能性)をよく考慮しなければなりません。悪い状況に陥らないよう、心配なことがあれば教師に連絡するよう家族に呼びかけています。

 

最後に、保護者会は、FLTのワーキンググループ「Vivre ensemble」(共に生きる)の設立について学園側へ共有しました。この保護者会は、倫理、福祉、ハラスメントなどに関するあらゆるアイデアを vivre-ensemble@familles-lycee-tokyo.com から受け付けています。

FLT-Fapée : リセ家族の会