毎年、LFITは、学年末に、翌年度用に各家庭で用意する必要がある学用品や教科書のリストを学校ホームページで掲載します。

ノートや”seyes”用紙、試験モード付の中高校用の電卓、アクティビティノートブック、フランス語や英語の小説など、特に欧明社の書店が閉店してからは、日本では入手が難しかったり不可能なものもあります。したがって、誰もがそれぞれの調達方法を立てます。例えば、フランスで購入する（余分な荷物になります）、フランスの家族から送ってもらう、アマゾンやリレカでオンライン注文するなど、皆それぞれに大変でした。

そんな中、韓国から来た保護者のおひとかたが、フランスの会社、 LDE.fr オンラインで、新学期に必要な教材を全て購入する事が出来るという情報を提供してくださいました。

LDEは、リセが作成したリストから、各レベルとセクションごとに（例：6e、6eのSIA、5e…）サイトを作成し、書籍や教科書および学用品に関して依頼された全ての参照を掲載することを提案しています。各家庭は、購入したい商品を選んでクレジットカード（ユーロ）で注文の代金を支払います。そして、LDEが各生徒毎に小包に詰め、新学期開始までに全て一纏めにして学校に送ります。生徒たちは、学年の始めに自分の小包を受け取ります。30×20×30ｃｍのパッケージは、中等部で平均11〜15kg、高等部で平均15〜18kgです。荷物の重量を考慮し、家に送る場合の料金を試算したところ、日本郵便で三次元合計80cm、25kg以下の場合、1,030円となりました。

LDEが提供する価格は、すべての教科書・書籍の出版社価格（フランス国内の規制価格）と、フランス国内の店舗・オンラインにおける価格に対応するものです（中等部6eまたは高等部2ndeの見積もり例参照）。

また、LDEは学校から支給された教科書のデジタルライセンスも提供しています。学校側が紙版の教科書の購入を購入したことがを証明できれば、1冊あたり約3.50ユーロとなります（つまり、VATを除く総費用は、例えば6eで約12ユーロ、2ndeで30ユーロ）。このデジタルライセンスを利用すれば、かばんの重量を大幅に減らすことができ、リセが提供する教科書を重複して購入する必要がなくなるため、これについては中高等部の家庭から頻繁に要望が寄せられています。重要なことは、すべての生徒が利用できるようにすること、そしてその費用を学費に含めることであり、FLTはこれを交渉対象としています。

航空便による小包の配送や、追加の配送/通関手数料がかからないように交渉するためには、このサービスに関心を持つ家族/生徒の数を見積もる必要があります。以下のアンケートにご協力ください。

この夏、日本を離れる方でも、回答は歓迎します（滞在中と同じように回答してください）。