2019年6月6日の学校運営評議会(CE)より

 

201966日の

学校運営評議会(CE) より

 

保護者会代表:カラズ氏、ゲイ氏, ロネイ氏、セルベラン氏

(議事録全文はLFITのウェブサイトでご覧いただけます。)

2019年度新学年

 

シュミトラン先生の帰国に伴い、フランス在外教育庁よりその役職を以後現地採用にするよう要請があった。教員代表が児童生徒の数が増加しているにも関わらず、教育省派遣の教師は減少していることを強調。領事アドバイザー(ルッセル氏)は現地採用が増えることによって採用基準があいまいになり、資格を持った教員が減るのではないかという懸念を表明。保護者代表、教員代表、領事アドバイザーはこの移行に反対票を投じた。

初等部、6eme と 5emeではすでに数値評価のない通知表(色による評価:緑、黄色、赤)が利用されており、来年度からは4emeでも始まる。これはフランス在外教育庁の通達によるもの。保護者代表は新学年の初めに保護者、生徒双方に新しい評価方法の指針を改めて説明するよう要請した。

映画・視聴覚専科は認められなかった。(アジア全域で同じ結果。)

1ereの生徒は映画を任意教科として選択することができる。2nde の生徒は映画視聴覚のワークショップ(専科の教員を採用して週2時間)を受けられる。2020年度に専科を取得するのはほぼ不可能。

生徒代表より昼休みを含む空き時間に、学校から外出できるよう校則を緩和してほしいと要請。ジュブロー氏は原則として合意という立場だったが、以下の条件を述べた。1) 安全確保のため外出記録をつける。2)学校は公共の場での偶発的な事故や、学校の評判や生徒の健康に有害な行動を減らすため、定期的にその規定を見直す。同時に中等部の生徒が自己管理に責任を持つことで、高等部の校舎・校庭をよりオープンにする。

2021年度に導入予定。生徒一人当たりの追加学費は10万円~20万円と推計。

食材調達地域の変更(福島のすべての食材と他いくつかの危険食材は引き続き使用しない)は大使館の農業サービスとEUの推奨に基づく。保護者代表と教員代表は科学的根拠が示されなかったこを遺憾に思う。保護者会のメンバー、非メンバーから寄せられた様々な意見を反映するために、保護者代表は賛成2票、反対2票を投じた。

ビラを配り、交通規則への注意喚起を行った。学園、ひいてはフランス人コミュニティのイメージのために、交通規則は順守してほしい。

 

 

Q&A

 

英語学校(ルナ・スクール)と協力して開催している。問題の一端はパートナーにあるかもしれない(変更を検討?)が、保護者が返答しなかったり、返答が遅れたりすることにも問題がある。学園は生徒が当日欠席でも試験費用を負担する。保護者代表はより効率的なコミュニケーションを望んだ。対して学校側は今年だけでも250通のEメールがケンブリッジ英語テストに関して送付されたと返答。

 

26人のクラス編成に51人の生徒が希望という状況だが、追加採用の予算がない。6emeの仏英バイリンガル児童の中には英語プロジェクトに参加できない者がいるが、5emeから参加できる可能性もある。教員代表は、アジア地域の他のリセですでに行われているように、保護者に習得可能なすべての言語について説明ができる言語コース専門の教員がいるとことが望ましいと強調。中高等部校長より持ち帰って検討する旨回答。

 

生徒代表が生徒の多くがストレスに悩んでいると言及。学校側は、養護教員、ジュブロー先生、レイノー先生はそのための研修を受けており、スクリーニングと外部への紹介(専属医師がいない)を行っていることを再度伝える。外部の医療専門家への紹介は保護者の承諾なしにできないが、生徒の事情によってはそれが不利益になることもある。

 

該当ケースはなかった。

 

クラス編成は生徒の授業選択の結果。選択を尊重すれば偏りは避けられない。一方、年度中に多くの生徒が転校し、学年終了時には偏りがさらに顕著になった。

 

保護者への情報提供は、2nde向けを2月に、3eme 向けを5月に行った。2nde の保護者は全員確定した専科と可能な教科組み合わせの情報を受け取ったはず。(追記:保護者代表の要請で、学校側は教育改革と専科についての資料を仏日バイリンガルで配布した。)

 

幼児部ではまだだが、初等部ではデジタル機器導入プログラムに沿って使用が始まっている。家庭学習については、ブログに掲載されている宿題は教科書と同じものであり、オンラインの演習問題(電子環境での宿題)はオプショナル。デジタル機器の使用が多すぎると感じる保護者は子どもの教師に直接問い合わせてほしい。一方、カバンを軽くするために教科書をデジタル化することを望む保護者もいる。これは現在試験中。(追記:年頭に私用目的のみで教科書をコピーしたり、スキャンしたりすることや、同じ教科書を購入して学校のロッカーに教科書を置いていくことも可能。)

 

幼児部の児童は週1回学校裏の公園に行く。全学年がガーデニングをしており、現在では壁に垂直ガーデンができあがっている。

“2019年6月6日の学校運営評議会(CE)より” への1件の返信

  1. Tara B. says:

    Re: Greenery and nature during breaks – I’m glad that this was brought up however this is an insufficient answer to the concern about the area where elementary students play in concrete. First, my son pointed out that the vertical garden is on the outside of the school. Second, elementary students do not go to the park. I look forward to hearing more about the gardening because my son tells me that he didn’t garden the previous two years. Thank you.

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