LFITのご家族の皆様へ。

毎学期末のお便りが習慣になりつつあります。リセ家族の会の活動や気になる事項をお知らせいたします。

中・高等部の生活指導委員会、初等部運営委員会、中・高等部運営委員会、学園評議員会という多数の委員会が開催され、選出された保護者の委員にとって忙しい今期は終わりました。

現在、委員会の要約を3ヶ国語で作成に取り組んでおり、ホームページで公開し、リセ家族の会の会員の皆様に配布する予定です。

主な議題は、来年の学校カレンダー（AEFEによる検証待ちの暫定版）と、新しい初等・中・高等教育課程間の、連続性を確保すべき言語教育経路の進化（提案書添付）でありました。

このプロジェクトには2つの要素があります。

• 初等科の授業内容を簡素化し、Sections Internationalesを（日本語か英語の10.5時間から）9時間、MSからCM2までのPARLEを（4.75時間から）4.5時間に短縮される予定です。
• 中等の6eにLangue Vivante 1とし日本語によるSection Internationale Japonaise（SIJ）を開設し、日英語(二つの外国語)セクション、6eからの英語プログラムの強化、5eでのLangue Vivante ２（第二外国語）としての日本語選択の可能性（ドイツ語とスペイン語の代わりに）が検討されます。（4eからTerminaleまでのコースは特に変更なし）。

学校評議会で、保護者と教師の議員が判断するのに十分な情報がなかったため、この議案は採用されませんでした。ご興味ある方は、初等部運営委員会と学園評議員会の議事録をご一読ください。

委員会以外にも、会員のための多くの活動があります。今年1月から、リセ家族の会の活動を続けてきました。

• 1月25日のリセ・カフェでは、特にフランス語以外の言語教育について話し合いました。
• 1月31日に開始したCM2～1ereの生徒を対象とした教科書・学用品に関するアンケートでは、リセが要求する学用品・教科書の購入を促進するための方法を提案するため、2月28日までこちらからご回答をお願いしています。
• 食堂監視監視委員会を2回開催し、特に前菜やスープを食べ終えていなくてもメインディッシュをおかわりできるようにすることを強く要請しました。2月3日には、食堂の視察も行いました。「ガレット・デ・ロワ」も大きな話題でしたが（アレルギー反応を避けるため、サービス提供者の厳しい「ナッツ禁止」ポリシー）、オーブンの修理の上、2月16日にフランジパーヌ（アーモンドが入ったクリーム）なしで提供されました。食堂に関するご意見・ご感想はこちらまで。
• 1月28日、エコ・チームFLTが子どもたちのために行ったプラスチックに関するワークショップ。
• 2月5日、聖燭祭（Chandeleur）をテーマにしたベネディクトの読書会。
• 2月16日（木）、リセ家族の会の理事会と大使館の関係者との間で(Setton大使、LFIT担当外交官Penilla氏とQuilleré氏、文化顧問のBrosseau氏など)、テレビ会議を行いました。これらの人々はリセの監督を確実にするので、リセ家族の会の懸念を共有することができました。

バカンス明けには、、いくつかの重要な締め切りがあります:

• 3月13日正午までの再入学手続き（学校からのメール参照）
• 今年はわりと遅いスケジュールですが、3月16日の学園評議員集会と、3月20日の学園理事会（例年は2月）で、この間に2023-24年度の学費の値上げなどが議決される予定です。

学費については、リセ家族の会は、学費値上げに対する家庭の懸念や、増額分を知らずに決断に再入学を決めなければいけないという問題点を指摘してきました。なお、返金不可の学費の請求は4月のみとなりますので、金銭的な約束をする前に再入学を取り消すことは可能です。ただし、学園理事会の前に再入学者数を正確に見積もることで、学費をより適切に調整することができます。

今年度も学園理事会に委員である保護者は、例年通り、学費の値上げを制限し正当化すること、また支出を抑えるための措置を講じることを約束します。

同時に、第二四半期が終了し、3月13日から23日にかけて各の中・高等部の学級委員会が開催されます。保護者代表の皆様の献身的な努力と、フィードバックを共有してくださったことに感謝いたします。

3月末に行われるBAC2023の最初の試験に取り組むTerminaleの生徒の幸運を祈ります。

また、こちらの日程にもご注目ください。

• 3月11日（土）エコチームFLTとエコロジー・クラブ共催の気候についての巨大フレスコ画ワークショップ（保護者、LFI東京スタッフ、高校生対象）
• 3月18日（土）、FLTエコチームによる6～9歳向けの森林破壊に関するワークショップ。
• 3月または4月、リセとFLTインクルーシブスクールのグループ共催で、特別な教育的支援を必要とする子どもたち（EBEP）の家族のためのカフェミーティング（招待状は該当する家族にEメールで送信されます）
• 4月5日（木）、表参道スターバックスで新しいリセ・カフェを開催（申し込みはこちら）。
• 4月上旬にイースターをテーマにした読書会を開催します。
• 4月15日（土）AFJ（在日フランス人協会）とFLT共催のガレージセール（リセ内）登録・出店については、随時お知らせします。
• 5月14日（日）FLTエコチーム、エコロジークラブとのコラボレーションによるゴミゼロのピクニック。
• 5月27日（土）待望の学園祭（雨天の場合は6月3日に延期）：学生皆さんとその保護者が和やかなひとときを過ごせる機会です。

リセ家族の会の理事および委員会に選出された保護者委員達は、いつでも皆様のご意見に耳を傾けますので、ご質問やご提案がありましたら、遠慮なくご連絡ください。リセ家族の会の会員であるかどうかにかかわらず、すべてのリセの家族にお答えします。

リセ家族の会の入会はいつでも可能で（こちら）、1年につき1家族1,000円です。このお金で、ホームページの維持、FAPEEとOLESへの会費、活動資金、また、すべての生徒が旅行や校外学習に参加できるように家庭を支援する学校の連帯基金への寄付をすることができます。

このメッセージを全文読んでくださった方々、ありがとうございました。

この冬休みの間、皆様が新鮮な空気の中で楽しく過ごせることを祈っています。

敬具

FLTチーム